コラム39 【基礎レベルの底上げして、全体レベルを上げてきています。】

設計天国は基板設計に特化した設計会社です
 こんちにちは。
 プリント基板設計ネット通販『設計天国』の田中です。

 最近改めて、シュミレーションの技術者から”田中さんの勉強用に”というシュミレーションについての資料を頂きました。知っていることも、知ったかぶりをしていることも、まったく知らないことと、様々ありまして、合計35ページからなる資料を読みました。

 完全な理解はまだまだ先ですが、当社の内部でこのような”基礎的な勉強資料”が今まではなく、今回初めて作成をしたところに、訪問や電話応対などでの即応力が求められていて、シュミレーションの需要と重要度が上がっているのだと、痛感できます。

 当社で行えるシュミレーションは、信号解析、AC/DC解析、電圧降下から観る熱解析、ノイズ対策、電磁界解析になります。

 これらの解析の差異や特徴、シュミレーション後の改善事例など、後段のコラムで発表させて頂きます。

 いままでは、部品の配置位置や部品からの配線引き回しなどは、シュミレーターを使用しなくても、経験と試作回数でどうにか賄ってこれたのですが、非効率性が際立ちすぎたのと、試作を繰り返しても解消できない”壁”に直面するほどの技術レベルになったので、必須要件になってきました。

 非効率性という点では、例えば、ある部品を中心とした配置配線のシュミレーション歴があるとして、それを引用できれば効率性があがる、と言われることもありますが、各お客様が独自性をお求めになるのとおなじく、その製品を構成する基板も独自性がある部分がありまして、ついては、A社さまの基板の結果が、B社様に転用できないです。
 他方で、A社さまはその結果を得て頂くために、費用と時間をかけて下さっているので、この結果はA社さまの知的財産になりますので、他社さまにA社さまの財産をお分けするわけにいきません。
 この点、悪しからず、みなさまにはご理解をお求めしていきたい次第です。

 我々の努力としては、お客さまの知的財産を侵食することなく、ある程度の基礎的なレベルで対策をとっておき、各基板の特殊な部分だけにシュミレーションを注力する手法をとることで、シュミレーションの時間=費用と、解析結果の反映=アートワークのやり直し=時間=費用を削減できるよう、鋭意しています。

 そうすることで、日々、基礎レベルの底上げを図って、設計会社として信頼される技術力を常に保有するよう努めております。
 
 今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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