コラム21 基材】何か起きたときのためにリスクヘッジ

基板設計の設計天国
 こんちにちは。
 プリント基板設計ネット通販『設計天国 ネクストキーバン』の田中です。

 19年10月の台風により被害にあわれた方々、早期の復興をお祈り致します。

 この台風ですが、プリント基板業界にも爪あとを残してしまいました。

 日本で製作されるプリント基板の多くが、福島県に製造工場をお持ちのメーカーの基材を採用しています。その工場が水害にあわれました。
 
 まだ影響発生から日が経っていないので(コラム作成時10月21日)、復旧の計画が見えてはおりませんが、安全の回復を今一度、お祈り致します。

 さて、この10年ほどの間で、”リスクヘッジ”や”BCP管理”が言われるようになってきましたが、みなさまには、今回はどのようにご対処されているでしょうか?

 聞き及ぶ限りですが、”4M/5M1E変更”で材料変更を承諾下さる方もいますが、なかには「どうにか基材を集めて、予定に納期に間に合わせて!」と、言われる方もいるようです。

 理想は、量産試作時の評価で、同等基材を2種類以上評価しておいて、有事の際には、他方に切り替え、と分かってはいても、なかなかそうはいかない場合が多いでしょうか?
またそうしたとしても、今回の災害のような場合ですと、その他方の供給も需要過多に陥る可能性もあって、調達融通が利かなくなるかもしれません。

 リスクヘッジといわれてもなかなか善処しきれるものではありませんが、有事の際には、情報の収集と最善手と次善手くらい、周到できるようにしたいですね。

 今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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