コラム19  プリント基板の製造コストを気にするとパターン設計が行き詰る!!!

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 こんちにちは! 
 プリント基板設計ネット通販『設計天国 ネクストキーバン』の田中です。

 タイトルについてですが、【量産性を見た場合】と、但し書きをつけたほうがよいかもしれませんね。
 機能評価の段階では、開発速度が求められるので、行き詰って立ち止まる時間がありませんから。。。

 機能評価が終わって次の段階や量産前試作に入る頃に、「量産性を見込みたいので、プリント基板のコストを削減できるような設計仕様を検討しましょう」となります。

 基板の製造コストを低減できる要素でよくいわれるのが、ざっと、
1.基板寸法・・・大きいサイズより小さいサイズのほうが安価になります。
2.層数・・・多いより少ないほうが安価になります。
3.貫通基板orビルドアップ基板・・・貫通基板のほうが安価になります。
4.ライン&スペースと最小ビア径・・・大きいほうが安価になります。
5.基板端面から導体への距離・・・遠いほうが安価になります。
6.穴数・・・少ないほうが安価になります。
となります。とすると、、、、

 小さい基板で両面板で貫通基板L/S=150/150でビアはφ0.35で・・・・となると、基板設計者の憤りが火を見るより明らかになります^^;

 実際には、使用する部品の影響で、配線や絶縁沿面距離や電源やノイズ干渉といった製品性能への影響を加味しなければならないので、”行き詰る”事態にはならないですが、そのちょっと手前ぐらいまで、基板設計者は精一杯、実現可能性を突き詰めています。

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